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東平です。

 

 2019年のe-challenge のカリキュラムも一通り修了いたしました。今年は、二回目の事業者支援の活動でしたが、エントリーされた参加者様が、一人として欠けることなく最後までご一緒できたことが何よりでした。

 いまは、働き方改革という名目でいろいろな企業や公的機関が、起業・創業者向けのセミナーとか事業支援をしています。一見、e-challengeもそうしたセミナーの一つに見えるかもしれません。けれど、他社が行うような大規模なセミナーや集中講義を主目的には行っていません。

 座学だけでなく、実際の知見を養い、「事業者・経営者」としての資質をよく身に着けて、どう社会に貢献できる事業を具現化できるかということに、e-challengeのテーマがあります

 

今回、とくに良かったと思うことがあります

 

 エントリーされた方々は様々で、学生で事業家になりたいと考える方から現役の事業者、第二の人生として事業を始めたいと考えていらっしゃる方、今の仕事からもうひとつステップアップしたいと願う方など、それぞれの動機から出発されていました

 

 約三か月のカリキュラムでしたが、当初の皆さんには戸惑いと不安、もう一つ絞り込みができていない事業イメージが感じ取れました。

 けれどもカリキュラムの中盤では、書籍やセミナーではおそらく伝えられないだろう実地の経験談をお伝えすることも自然と始まりました。講座後に本音ベースで話し合える座談会ができたり、個別相談の段階では、単にヒアリングとアドバイスでは時間が足りないケースが生じて、事業の根本的な考え方から一緒に組み立てし直す場面さえありました。

 

 それだけ参加者の皆さんが真剣かつ正直に事業を考え、試行錯誤を繰り返しながらも強い意志と希望をもって取り組まれている結果だと感じました。

 

カリキュラムの終盤では、皆さんの事業イメージも明確になり、最終のプレゼンテーションでは、全員が熱意と確信をもって自らの事業の強みと社会的な意義を主張してくださいました。東平も感動をもって、審査の総評を忌憚なく申し上げることができました。

皆さんの貴重な時間をいただいてすすめるカリキュラムを通して、参加者一人ひとりの表情が毎回生き生きしていくのを東平はとてもうれしく感じておりました。

 最終日、修了証をお渡しするときの達成感は、参加者の皆さんと同様に、東平も充実した気持ちでいっぱいでした。

 

 e-challengeは、事業者の育成支援がテーマです。事業を成功させていくのは、これからの各人の信念と実効力にかかってきます。皆さんにとっては、ようやくスタートラインに立ったところだといえるでしょう。これからが創業への歩みです。

 まだフォローアップが必要な方々もいらっしゃいます。e-challengeの事務局がさらにフォローしてまいります

  どうか、皆さんの事業が社会のために、また自身の夢を実現するために さらに研鑽を積んで成功への一歩を踏み出していけますように。大きな期待をもっています

 今後もまた、引き続き情報交換できる交流会を企画して皆さんの歩みを見守りたいと願っています。

 

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